コント ド シャンパーニュ ロゼは、シャルドネとピノ・ノワール双方の品質が確保された年にのみ生産されます。 最初にフレッシュで洗練された果実味があり、熟した果実の香りが続きます。口に含むと滑らかで生き生きとしており、グレープフルーツとかすかなスパイスの風味がする洗練された味わいが特長です。一番搾りの果汁のみ用いられ、長い熟成により複雑なアロマとまろやかさが生まれます。また滑らかで豊かな味わいの中に、甘いマルメロゼリーの香りと新鮮なイチジクの風味が広がります。熟さと奥行きのある味わいが特長です。 -ワインアドヴォケイト 96点 "Offering up inviting aromas of red berries plums sweet spices orange rind and freshly baked bread it's medium to full-bodied pillowy and vinous with an ample core of fruit lively acids and an elegant pinpoint mousse. As I wrote in 2019 Taittinger is using more Pinot Noir and opting for longer sur lattes maturation for this bottling and the result is that Comtes Ros is becoming a more gastronomic Champagne." -VINOUS 93点
テタンジェは、その名を社名に掲げるテタンジェ家が、今尚オーナー兼経営者である希少な大手シャンパーニュ・メゾンです。現在は、4代目のピエール=エマニュエル・テタンジェから長女ヴィタリーへ社長が受け継がれ、長男のクロヴィス氏と共に、長きに培われてきたテタンジェ・ファミリーの精神を継承しています。
シャンパーニュ地方を初めて訪れた際、ピエール・テタンジェは、1914~1918年の大戦に従軍する若き連絡将校でした。数年後、彼は経験豊富な義兄ポール・エヴェックとともにシャンパーニュに戻ってきます。彼らはワインとガストロノミーに情熱を注ぐとともに、新たに獲得したこのシャンパーニュ事業の構築に全精力を傾けます。
第一次世界大戦の騎兵将校、ピエール=シャルル・テタンジェは、1915年にマルケットリー城(寄せ木細工の城)に駐留していたジョフル将軍の司令部に配属されます。彼はこの城に一目ぼれし、いつの日かこれを一族の地所とすることを誓います。1932年になって彼の願いはようやく実現します。義理の兄と協力して、ランスのシャンパーニュ伯爵邸を含むフォレスト=フルノー社を買い取ったのです。それ以降、フランスの高品質な料理に対する彼の情熱をもとに、メゾンで作られるワインのスタイルが確立され、現在まで脈々と受け継がれています。
テタンジェの本拠地は、1800年以上の歴史を持つ、ランスのサン・ニケーズの丘にあります。地下18メートルのセラーに入ると、僧侶たちがすでに勤めに精を出していた13世紀のガロ・ローマ時代に築かれた静謐な世界がよみがえります。修道院はフランス革命で破壊され、現在残っているのは地下階だけで、そのアーチ天井をもつ納骨堂はシャンパーニュ地方で最も美しいゴシック様式の建造物です。
この遺跡は150年間放置されていましたが、1920年代にシャンパーニュ・ハウスの到来によってよみがえり、戦後、テタンジェがこの地を購入して拠点としました。元のアールデコ様式が保たれたこの建物には、毎年6万人以上の訪問客が訪れ、セラーを見学します。コント・ド・シャンパーニュのキュヴェはこの地下で、何年もの間まどろみながら熟成を待つのです。
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最初にフレッシュで洗練された果実味があり、熟した果実の香りが続きます。口に含むと滑らかで生き生きとしており、グレープフルーツとかすかなスパイスの風味がする洗練された味わいが特長です。一番搾りの果汁のみ用いられ、長い熟成により複雑なアロマとまろやかさが生まれます。また滑らかで豊かな味わいの中に、甘いマルメロゼリーの香りと新鮮なイチジクの風味が広がります。熟さと奥行きのある味わいが特長です。
-ワインアドヴォケイト 96点
"Offering up inviting aromas of red berries plums sweet spices orange rind and freshly baked bread it's medium to full-bodied pillowy and vinous with an ample core of fruit lively acids and an elegant pinpoint mousse. As I wrote in 2019 Taittinger is using more Pinot Noir and opting for longer sur lattes maturation for this bottling and the result is that Comtes Ros is becoming a more gastronomic Champagne."
-VINOUS 93点