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英国アンティーク　リッジウェイ　金彩コバルト　ブルーカマイユのトゥルートリオ

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1820年頃

英国リッジウェイの、リージェンシー時代のトゥルートリオです。

流れるような、金彩とコバルトのデザインは、同じ頃のブルア期ダービーの、トロッター図柄を模したものだと思われます。

しかしながら、リッジウェイではそれを、独自のものに昇華させており、ブルーカマイユで花絵付けが施され、外側の金彩も丁寧に入れられており、単なる模倣には終わらない、大変美しいセットです。イギリスでは、ティーカップだけで、この1.5倍程のお値段で売られています。

英国の、カマイユ(camaille)の絵付けの作品は、コールポートのThomasBaxterや、ウースターのセピアカマイユなど、素晴らしいものも存在しますが、一般にとても珍しいものです。特に、ブルーは見かけません。大変、技量を要求される絵付けの技法です。

和田泰志先生の著書のヨーロッパアンティークカップ名鑑の、70ページ、75番に、同デザインの作品が掲載されていますので、併せてご覧頂くとよいと思います。

ティーカップの持ち手や口縁にわずかに、それからソーサー中央に、多少の金彩の擦れを認めますが、ヒビ、カケ、貫入などなく、とても良い状態です。
擦れを考慮しまして、おつとめ品として出させていただきます。

200年からのアンティークとして理解ある方、宜しくお願い致します。

【リッジウェイ/Ridgway】
1802年ジョブ・リッジウェイ(JobRidgway)が「CAULDONWORKS」という磁器工場で生産を始める。ジョブには2人の息子（ジョンとウィリアム）がいて2人が引き継いでいたが、1830年にジョンが単独経営となった。当時流行していたロココリバイバルの波に乗り、その後ロイヤルワラントにもなった。ジョンが引退すると、ThomasChappellBrown-WestheadとWilliamMooreが加わった。そして1861年Brown-Westhead，Moore&Co.となった。

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カテゴリ	インテリア/住まい/日用品 › キッチン/食器 › グラス/カップ
ブランド	WEDGWOOD

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