商品説明

＊長文の説明ですが、大切なことですので最後までお読みください＊ ＜概略説明＞３分割式木造カヤックです。全長4.5m、幅63cm、高さ32cm。1.5人乗りで、親子でのタンデム使用が可能です。もしくは広い開口部を利用してカヤックフィッシングやカヤックツーリングなどにも最適です。 船体は工業グレードのマリン合板をスティッチアンドグルー方式で組み上げてあります。結合部は海水耐水性のあるステンレスボルトになっており錆に強いです。 船体だけで重量は約１８kg、艤装品などを入れて２０kgというところでしょうか。３分割できるので、アパートや団地でも無理なく保管可能です。写真の通り、軽バンの室内半分のスペースだけで運搬可能でルーフキャリアは必要ありません。 船首部と船尾部にはそれぞれ気密区画と収納がございます。船体が木製ですから転覆しても沈むことは決してあり得ませんが前後に気密区画があるので、２重に安心です。もちろん、転覆しそうな天候や状況に遭遇しないようにして海に出るのが一番大切です。 ＜制作・使用経緯＞６年ほど前に制作し、子供と数回浅瀬で遊びました。子供が遊びについてきてくれなくなってからはこれまた数回カヤックフィッシングに使用しました。 その後は仕事と生活が忙しくなり使用する暇がなくなりシャッター付きガレージにて保管してきました。 ＜現在の状況＞出品にあたり、簡単な水密検査をしましたが水漏れなどは私が確認した限りではありませんでした。しかしながら、ご使用になる際は、海で遊ぶ人なら常識ではありますが、ライフジャケットを着用し、まずは沿岸近くで何度か使用し、様子を見てから本格的な使用をしていただきたくお願いいたします。 中古のカヤック相応の状態ですが、ご使用前にニスとマリンペイントを塗る必要があると思います。木造艇ですので、そのような手間も楽しめる方にお願いいたします。現在は必要ないと思いますが、将来、必要に応じてコーキングなどの増し打ち、打ち直しや接合部の点検・補修も必要になるかもしれませんので、簡単なDIYを厭わない方にお願いします。 ＜「木造」カヤックについて＞「木造」と聞くと「脆いのでは？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、木造艇もFRP艇も硬い岩などにぶつければへこんだり穴が開くであろうことは一緒です。 接合部は内側から、塗料→コーキング→合板＆接着剤→接合パテ盛り→接合テープ＆接着剤という構造になっており、よほどの意図を持って破壊しようとしない限り壊れたり浸水するようなことはありません。とはいえ、カヤックといえど船は船ですので、手入れは必要です。上にも書きましたが手入れも楽しみの一つ、と思える方でなければお勧めできません。 きちんとニス・ペイントを塗っておけば腐食もしません。FRP艇もきちんと手入れなどをしないと紫外線でクラックが入るなどして劣化しますので、木造艇だから脆い、弱いなどはありません。高度経済成長に伴ってFRP船が一気に普及しましたがそれ以前は日本でも世界でも、人類は木で船を作って旅をしたり漁をしてきました。 特に海外では、木材を使ってカヌー、カヤック、そしてヨットやクルーザーまで自作する人たちもいるほどで動画がたくさんYouTubeに上がっています。 この船体をFRPで巻いて補強することも可能です。しかしながら、FRPを使うといざ廃棄するときが問題です。FRP素材、しかもカヤックほどの大物になると産廃扱いとなり処分費用が高額になり得ます。その点、このカヤックは接合ボルト以外に金属は使っていないので、電動ノコギリで切って燃えるゴミに出すことができます。物の処分に多額の費用がかかる昨今、これは大変大きなメリットです。 ＜お届けについて＞鹿児島からの出品です。の設定上「着払い」にしておりますが、直接取引が希望です。鹿児島県の鹿児島市、薩摩川内市、日置市、霧島市、姶良市、での取引が可能です。それ以外は、九州内であれば、交通費をご負担いただければ私が直接お届けに参ることも可能です。中国地方の方でしたら、福岡までお越しいただければ待ち合わせることも可能です。配送がご希望なら対応いたしますが、家財便などになり高額になると思います。ご希望があれば業者に見積もりを依頼することは可能です。 ＜付属品＞分割式パドル２本、排水ポンプ、シート代わりのクッション２枚、大人用ライフジャケット１着、子供用ライフジャケット１着、パドル用リーシュコード２本をお付けします。 ＜その他＞いうまでもないことですが、譲渡した後の使用時における事故などの責任は持てませんので、可能な限り現品を確認の上ご購入を決めていただきたいです。さらにいえば、錦江湾重富港にて実際に海にうかべてお試しの上ご決断をいただくのが一番理想です。遠方の方の場合は、何回でも結構ですので疑問点・不安点がなくなるまで質問してください。新品艇だろうが中古艇だろうが、水場で遊ぶ際にはありとあらゆる危険があり得ることを承知の上で、万全の準備と対応ができる方のみご検討ください。毎年、どこかで必ず水の事故が発生しています。必ず下記リンクなどもご確認の上、海・川・湖・池を決して甘く見ることなくカヤックライフを楽しんでください。ウォーターセーフティガイド（海上保安庁）https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/