お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
同一ショップで3980円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日12:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 1 点 17,210円
(6 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 12月30日〜指定可 お届け日: (明日12:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
56,740円
10,020円
14,860円
12,200円
10,280円
17,350円
映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集 第16巻 復刻 / 東京国立近代美術館フィルムセンター/監修
26,730円
シニアレジデンスデザイン 高齢者住宅の建築・インテリア・グラフィックツール
9,440円
浄土三部経の研究 岩波オンデマンドブックス 三省堂書店オンデマンド
13,270円
楽譜 New Sounds in Brass第48集/Official髭男dismメドレー GTW01097541/演奏時間:約6分45秒/グレード:3.5/ ヤマハ
7,700円
【最短翌日配達対応】
20,420円
頭頸部の臨床画像診断学 / 尾尻博也 【本】
15,450円
【中古】(非常に良い)アストレとセラドン 我が至上の愛 [DVD]
24,350円
海外ポケモンセンター限定 ポケモン グレイテスト ヒッツ ポスター セット 10枚入り ウォールアート 並行輸入品
8,440円
【中古】【非常に良い】新訂 生活文化論―住まいと食の文化とその周辺
8,810円
洋書 Paperback Gotthold's Emblems Or Invisible Things Understood By Things That Are Made
8,030円
17,210円
カートに入れる
こちらの【取寄品】の商品は、弊社に在庫がある場合もございますが、
基本的に出版社からのお取り寄せとなります。
まれに版元品切・絶版などでお取り寄せできない場合もございますので、
恐れ入りますが予めご了承いただけると幸いでございます。
メーカー:ロケットミュージック
JAN:4571453881530
ISBN:9784866793115
PCD:ARG25
A4
刊行日:2023/09/01
【この楽譜は「小編成用」のためにアレンジされた楽譜で、21人から演奏できるように工夫されています】
「ハムレット」に続いてシェイクスピアの戯曲によるシリーズの第2作として1977年に出版された組曲です。イサカ音楽大学がそのバンド・ディレクターであったワルター・ビーラー(1908~1973)の追憶のために「メモリアル・コミッション・シリーズ」としてリードに委嘱してきた曲です。
曲は5つの楽章からなり、リードはそれぞれに次のようなプログラム・ノートを書いています(この小編成版は1,3,4楽章を使用)
──シェイクスピアの劇の5つの場面によるコンサート・バンド、またはウインド・アンサンブルのためのシンフォニック・ポートレイト「オセロ」は演奏会用組曲である。それぞれの楽章を音楽的に性格づけているムードやフィーリングは劇の場面にもとづいており、文章それ自身からの引用によって成り立っている。
●第1楽章 前奏曲 ベニス
緊張、軍隊的雰囲気を直接つくっていて、それは劇そのものであり、オセロ自身が第1幕第3場でベニスの公爵に対する返事「戦いの習慣は石を枕に鋼の床となり、戦場こそは私にとってこよなき寝床です」という言葉を示している。
●第2楽章 朝の音楽 キプロス
第3幕第1場でオセロとデズデモナの窓の下で町の音楽家たちが奏でる朝の歌またはセレナーデで、「おはよう将軍」というタイトルである。
朝、音楽家たちが奏でているその様子を描いたこの楽章は、ホルン、トランペット、トロンボーンの金管3重奏を中心に展開されるバロック風な軽快な曲。
●第3楽章 オセロとデズデモナ
情熱的だが、やさしい彼らの間の深い感情をあらわし、第1幕でオセロがベニス元老院で行った有名なスピーチ「彼女は私が経験してきた危険の故に私を愛し、私は彼女の憐れみの心を愛した」にもとづいている。
これにもとづいて作曲された4/4拍子のゆっくりとした美しい旋律による愛の楽章で、うねうねとした旋律が重なって厚い感情的な盛りあがりを形作っていく。
●第4楽章 延臣たちの入場
シェイクスピアの原作の第4幕第1場とヴェルディの歌劇のためにポイートが作詩した同じ場面の混合。オセロが激情と嫉妬で半狂乱になり、はじめに叱り、次に彼の英雄と讃えて庭に入ってきた人々の見ている前でデズデモナを殴り、イヤーゴが「ベニスのライオンを見よ」とあざける場面。
曲はトランペットとトロンボーンを中心としたゆっくりとしたファンファーレにはじまり、次にマーチ風なテーマが登場して壮麗なプロセッション・マーチ(式典行進曲)を形作る。
●第5楽章 デズデモナの死、終曲
音楽の総決算であり、これまでに高まった緊張の解決である。第5幕第2場のように劇が終わり、すべての曲解が人々の本性を引き離してしまうその結末を示している。ここで引用されているのはデズデモナの死体に話しかけるオセロの有名な最後のせりふ「わしはそなたを殺す前にキスをした。今はもうこのほかの道はない・・・・・・」である。
この有名なせりふにもとづいて作曲された終楽章で、激しい動きの木管やクラリネットの不気味なトリルがこの不幸を暗示し、ホルンや金管が劇的なクライマックスをもたらし、ティンパニーの3連符の絶望的なリズムのうちに静かに消えて悲劇は終わる。──
シェイクスピアの原作そのものがムーア人が白人の貴族の娘を妻にするといった、当時としてはセンセーショナルな筋書きで、それが悲劇につながっていきます。そうした背景のこのドラマを見事に音楽に描きあげた曲で、リードの作品のなかでも重要な曲の1つです。(秋山紀夫)